素直な感想
2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ
第二幕~月歌奇譚「夢見草」
今更なのですが、書いてほうってあったものをアップします。途中までなのですが、見た後すぐの素直な感想って感じでこれはこれで興味深い。
否定的な感想しか書いていません。気を悪くさせる可能性がありますし、見たことによって見方が変わってしまうことがあるかもしれませんので、純粋に楽しめた人は読まないほうがいいのかなと思います。
上記を踏まえて読んでください。
・・・・・
編集日:おそらく2017/11あたり
びっくりした。
初日月見て全然泣けなかった自分に。周りからめちゃくちゃ嗚咽聞こえるのに。
尊いし辛いし悲しいんだけどなにか引っかかるものがあって、涙が出なかった。
桜がトラブルで中止になってしまって、白年長パートの始まりから「コンビでお話!?これ全コンビやる感じ!?いや尺足りるわけない…あっ月は白年長、白年中、白年少で、桜が黒年長、黒年中、黒年少なんだ…じゃあ桜では恋駆二人でお話しするんだ、わたしはそれをもう見る機会がBDまでないんだ…」と一瞬で思考がまわり、そこにしか気が行かなくなってしまつて、うまく内容に入り込めなかったからだろうか。
そう思い、30日もう一度見た。
(もちろん予定にはなかった突発弾丸遠征。公演終了後のその日のうちにバスの予約した…)
お昼の月の公演、やっぱり泣けなかった。夜の桜こそは?と思ったけど、やっぱり泣けなかった。
おかしい。もちろん泣くだけが感情の吐き口ではなく、楽しみ方ではないのだし、無理に泣かなくてもいいんだけど、なんでここまで泣けないのか本当に謎だった。
普段わたしはめちゃくちゃ涙もろい。イノセンシアでも君花星でも泣いた。泣かないはずなくないか。
そこまで思って、ようやく泣けない理由というか、心の中でなにが引っかってるのかを整理し始めた。30日夜から朝にかけてのこと。自分の思いを文章でまとめていくうちに、初めて少し泣けた。
まず、一つ、わかりやすい大筋!みたいなのが、よくわからなかった。
仲間の大切さ?的なことなの?それとも命のかけがえのなさ?運命に抗うこととか、生まれた世界によって変わってしまう不条理さ?要素が多すぎて思考が追いつかない。なにがメインでなにがサブなのか整理されていない。
二つ、わたしは人生で誰の死とも立ち会ったことがないから人の死をリアルに実感できなくて全然悲しくなかったのかもしれない…。
三つ、「正しい」という言葉が度々でてくるのだけど、そんなものは状況見方角度いろんなもので変わってきちゃうものだ。確固たる正しいものなんてどこにもないのに、すぐ言い切るのはどうなの?そんなに多用しないでくれ。ツキウタはプリキュアとかの世界観だから、悪かあって善があるだけなのだとわかってるけど…。
四つ、ほんと坂本さんのことが気になって気になって。彼を罰しただけで終わってしまったのもすごく悲しく物足りなかった。なんとかあの人とも和解する道はなかったのか?だってあの人に頼めば薬だって作れたんじゃ?と思ってしまったのはわたしだけ?
あの人だってずっと自分が正しいと思ってここまで来た。それが間違いだったとしても、彼は正しいと思っていたんだ。どこか本心では間違いだと気づいていたかもしれない、だけど孤独だから、誰も止めてあげられなかった。
誰でもあの人のように「正しい」と思ってることが誰かの間違いになってることがあるはずで。誰もそばにいてくれなくて一人で間違い続けることがあるかもしれない。そんな状況であった坂本さんへの最期の解答?が切られることによってのすべてのリセット、って、なんだか……。
孤独な男の最期があれかよ。孤独は誰のせいでもないはずなのに、罪だと言われているような感じがした。なんの救いもない。思いは同じだったはずなのに、やり方が違うだけでどうしてわかりあえなかったのか?分かり合おうとしなかったのか。敵とみなしたものへの容赦ない排他精神って感じで怖い。
仕方がないのかなとは思う。仲間の尊さを強調する方法として勧善懲悪を行うのはほんとプリキュアとかレンジャーものに共通する世界観だし。ツキウタの世界観だってまあそういうものであるべきだと思う。
坂本さん完全に殺しに来てたしね。正当防衛だ。
その辺仕方ないんだよなあ……、とちゃんと把握できたところで、いろいろ気になっていたものをスッとどっかに置いて、12人の物語を見守ることが出来るようになった。
似たような人いるかな?って思って検索とかしてたけど、見つけられなかったので、これは少数意見だと思われます。
だから余計に素直に楽しめなかった自分が辛くて。
というか、楽しくはなくない!?いろいろ置いて見れたとき(大千秋楽月の章ライビュ)本当に悲しくて悲しくてとにかく死なないでほしいお願い、って気持ちのみでめちゃくちゃ永遠に泣けて、そこからさらに一周回って死ぬことなかったんじゃない!?っていう怒りが込み上げた。
めちゃくちゃ真剣に、死んでほしくなかったって思った。死ネタ注意って書いといてよ、ピクシブだったら叩かれてんぞ!
その死に意味ってちゃんとあるのかなってほんとに思う。お話的に気持ちがいいから、って理由で殺されてしまったような気がしてる。死なないために抗ったわけじゃないじゃん…死にたくないなら陽はちゃんとあったかい格好して寝てなよ…。敵だけど、坂本さんにだって頼めばよかったじゃん。殺す代わりに見てもらうことだって出来たんじゃないの。死ぬ前提で、死を回避は出来ないからせめて今をいい日に、みたいなそんな。
死をエンターテイメントにするな!いやしてもいいけど、、!わたしは全然っそんなエンターテイメント好きじゃないんだ…死なないでほしい、お願い、慣れてないんだよ、死ぬような世界観のジャンル通ってないから…ツキウタもそんなんじゃないじゃんよ…ここぞとばかりにパラレルワールド作って本ルートでは出来ないシリアス死ネタ披露するのやめてください…!アイドルして…!
新、陽の病気が曖昧だったのが、引っかかる。なんて名前の病気?異世界特有のものなのかな。ニセコイで散々嫌な目にあってるから、展開の都合に合わせてしんどくなったり熱出したり咳き込んだり薬や治す方法がなかったり余命があったりする病気、嫌いなんだよ。なにかしらのベースの病気を設定して、薬がない理由とか裏付けを少しでいいから語ってほしかった。時間なかったのかな…。ほんと書き手の都合ってのが透けて見える気がしてきになった。
・・・・・
…とのことです。
だいぶ怒ってるっぽいですね。
これ人に見せてもいいもんなのかな、と思いつつ、でもこれは100パーセントあのとき感じた素直な感想なので…こうしてアップしてみました。
BDはまだ全部見れてないのですが、あまり感想は変わらない気がします。
ただなにがこんなに気になるのか、整理して咀嚼したいし、ほか素晴らしかった点についても書き留めておきたいなとは思うので、また改めて感想を書くかもしれません。そのときはよろしく(?)お願いします。